今日(3月21日)は春分の日だというのに、激しく雪が降っています。今年は春と冬のせめぎ合いが激しいですね。
そんな中、博物館の中庭ではおなじみの毛むくじゃらが地面から突き出てきました。
ヤブレガサの芽生えです。
もう少し伸びた葉はこんな感じに本葉を開いています。
これが、そのお化けのような種名の由来です。
花は梅雨時に咲きますが、拡大するとなかなかおもしろい形をしているものの、芽生えほどのインパクトはありません。
ふつう、植物の見ごろは花や紅葉など色鮮やかな季節がふつうですが、ヤブレガサの見ごろは、芽生えの今という、ちょっと珍しい植物ですね。