今日(3月28日)は博物館の植物ボランティアグループである相模原植物調査会のみなさんと緑区へ植物調査へ行きました。
絶滅危惧種の開花状況のチェックが主な目的でしたが、満開のサクラの下にも、たくさんの野の花が咲き誇っていましたのでご紹介します。まずは、女王、カタクリです。
そして、スター集団と言えるキンポウゲ科からはキクザキイチゲ。
同じくキンポウゲ科で、和製アネモネのイチリンソウ。
早春に咲いて結実すると地上部が消えて無くなってしまう花たちを総称してスプリング・エフェメラル(春のかげろう)と呼びますが、その象徴的存在のアマナ。
花が咲くということは、彼らも大忙しです。ビロードツリアブ。
こちらは樹木ですが、かんざしのように咲くキブシ。
そして最後に、寝ぼけまなこで林道脇にいたシュレーゲルアオガエル。
アクセルを踏み込んだように春の歩みがスピードを上げています。野生生物に関わる者としては、焦りばかりがつのる毎日です。