降雪中もですが、積雪のあとの道を歩くのが好きです。
日課としていつもと同じように歩いているはずなのに、なんだかイヌの散歩の足あとがかわいらしく見えます。
野生動物の調査をしているときなら、ノウサギやらタヌキやらの足あとが雪の上についていると、「どっこい雪でも活動してますよ!」と足あとが主張しているかのように感じられます。
人間の子どもの痕跡も。林の中にでっかい雪だるま。みちみち、大小の雪だるまや、即席の滑り台なんかもありました。雪ではしゃぐ子どもたちを見ているのもまた、なんだか幸せな気持ちになります。
植物にとっては厳しい降雪。これだけ湿っていると、枝だけでなく、山の植林地ではまたたくさんの木が倒れているはずです。
そして私たちは、駐車場の雪かき。昨日が休館日だったこともあり、二日かけてじっくり凍り付いた雪は手強かった!明日以降は筋肉痛と腰痛に悩まされる職員が続出しそうです。
(生物担当学芸員 秋山)