毎年この時期にお邪魔する、緑区のあるお宅の裏山は、楽園です。5月11日、その楽園を相模原植物調査会のみなさんと再訪しました。しっかり管理をしていないと消えてしまう絶滅危惧種が咲き誇るこの場所のようすを、感謝の気持ちを込めてご挨拶に伺いつつ現況確認に行くのが目的です。その楽園の主役はこちら、オキナグサです。
すでに若い果実をつけた株がたくさんありました。
そして、オカオグルマも。
今年は花期がだいぶ早く、いつもは入れ替わりになるクマガイソウが今年は少し咲き始めていました。
花期の早さはツツジの仲間にもおよび、ミツバツツジも満開でした。
相模原植物調査会のみなさんも、桃源郷のようなこの場所を訪れるのを毎年楽しみにしています。
少し場所を移動して植物調査をしていたら、ミツデカエデの花を見つけました。
新緑がまぶしく、何を見ても美しい春の里山に圧倒された一日でした。
ただし・・・暖かくなれば活発になるのが、ヤマビルです。たくさん写真を撮影しているうちに、いつの間にか取り付かれたのでしょう。今期初ヤマビルの洗礼を受けました。