芸術的表現よりも、科学的な正確さが優先されるのが、生物画です。その中でも植物画は「ボタニカルアート」とも呼ばれ、科学的でありながら美術作品としても認識されている分野です。
今年度は6月2日と9日(いずれも土曜日)に、植物学教室「花の観察と植物画」を実施します。
講師は植物画家の豊田路子さんです。2週にわたり描くのは、それぞれ草本(いわゆる草)と木本(いわゆる樹木)で、1回で1枚を仕上げます。学生時代以降、絵筆すら持ったことがない、という方もご安心ください。初心者向けの講座なので、植物をまったく描いたことが無くてもご参加いただけます。
ちなみに、これまでの受講生の作品をご覧頂くと・・
いかがでしょうか。もちろん、人それぞれ得手不得手があるので、思い通りに描ける方となかなかそうはいかない方がいます。でも、1日集中して植物と向き合うということがまず重要で、そこから植物への関心と理解が深まることは間違いありません。教室の雰囲気も毎回、和気あいあいと行われています。
もともと定員が少ない(20名)ため、毎回抽選となりますが、ご関心のある方はぜひご応募ください。お申し込み締め切りは4月30日です。