緑区吉野にある博物館の所管施設「吉野宿ふじや」で企画展「吾が心の山ー山岳写真家 三宅 修の踏み跡ー」が4月30日から始まりました。
吉野宿ふじやは、甲州道中の宿場の名残りを留める貴重な建物で、地元のNPO法人「ふじの里山くらぶ」さんに委託し、企画展など様々な普及事業を行っています。
今回の企画展は、緑区藤野地区在住の山岳写真家 三宅 修 氏が撮りためた数々の山や藤野の里山の風景など40点ほどを展示しています。
特に、約200年前の江戸時代後期に出版された『日本名山図絵』に掲載されている全国の88名山について、三宅氏が同アングルで写した写真の一部が、名山図絵の絵と並べて紹介されているのは必見です。同じアングルでの撮影ポイントを見つけるのには相当な時間がかかったそうです。
その他、三宅氏の著書や山岳写真に関する本なども紹介しています。
開催期間は、6月10日(日)までで、開館時間は午前10時から午後4時です。休館日は5/1(火)のほか、5/7、5/14、5/21、5/28、6/4の月曜日です。
5/6(日)と6/10(日)には、午後1時30分より三宅 修 氏によるギャラリートークも開催されます。