5月13日(日)、今年度の学芸員講話の第1回となる「相模原生きもの百科 あなたはいくつ知っていますか??」を行いました。
外ではキアシドクガの羽化がピークとなっているようで、数は昨年とは比べものにならないくらい小規模ですが、毛虫の頃とはまったく異なる美しい光景が見られます。
さて、講演会では相模原を象徴する生物としてカワラノギクやギフチョウの生育状況をご紹介したほか、ちょっとマニアックな珍鳥の話題などもお話ししました。もちろん、リアルタイムの話題としてキアシドクガの発生状況なども!
みなさんの歓声とも悲鳴とも言えるような声が聞かれたのは、オオシロカゲロウの大発生(2009年)の映像です。昭和橋では視界を遮るような数の大発生で、動画の臨場感を存分に味わっていただきました。
今日、川の生きものの代表としてカワラノギク、山の生きものの代表はギフチョウということで、当館の貴重な標本(どちらも60年以上前の採集品!)を展示しました。
次回は6月10日(日)、地質担当の河尻学芸員による「石老山の成り立ち」です。ぜひご来場ください!