キササゲの花

市内の相模川の河原には、どこからか種子が運ばれたキササゲがたくさん生育している場所があります。ちょうど花の時期なので、写真を撮りに行きました。

キササゲの花

ばっちり満開で、写真に収めることができました。
キササゲという名は、果実がササゲ豆に似ているからということですが、マメとはまったく別のなかまで、ノウゼンカズラ科の樹木です。こちらは冬の写真ですが、確かに鞘がササゲ豆とよく似ています。

冬のキササゲ 中央に、コゲラというキツツキがとまっています

しかし、中味の種子はまるで違って、風に乗って飛ぶしくみを持っています。

キササゲの種子

キササゲを撮影していると、上空では、セッカという小鳥がさえずっていました。セッカのさえずりは独特で、空中を飛びながら「ヒッヒッヒッ・・」と鳴き、下降するときに「チャッ、チャッ」と鳴きます。写真は、「ヒッヒッ」と鳴いているところです。

さえずるセッカ

セッカはスズメよりもひと回り小さな鳥です。空をバックに見上げると、羽が透けて見える感じがします。翼の羽をめいっぱい広げて飛ぶので、余計にそう見えるのでしょう。同じようなシチュエーションで撮影したツバメです。

ツバメ

透け具合が違います。
花も鳥もにぎやかな初夏の河原です。

カテゴリー: 生きもの・地形・地質 タグ: パーマリンク