最近、博物館の近くの住宅街を歩いていたとき、砂利敷きの駐車場で背が低いながらよく目立つ黄色い花を見かけました。
博物館の植物標本庫にすでに収蔵されているもので見覚えがあったので、とりあえず採集して持ち帰りました。
調べてみると、カラクサシュンギクという北米原産の外来植物でした。花はよく見ると小さめのシュンギクという感じです。
しかし、分類上は同じキク科ですが、シュンギクとは違うグループです。
特徴はこの細い葉(これが唐草の名の由来だと思います)と・・
写真ではお伝えできないのですが、強い臭いです。マリーゴールドの臭いを3倍くらい強くしたような臭いでした。
博物館の標本は座間市で採られたもので、県内ではほかにまだ記録が無いようです。相模原市でも初めてお目見えの外来植物でした。