ここ数年、相模川の河川敷ではオオキンケイギクが目立ってきています。
目立つ大きな花には虫もたくさん集まります。先日、写真を撮っていたらモンシロチョウが吸蜜(きゅうみつ)に訪れていました。
花は大きくてハッキリした色合いで美しいのですが、オオキンケイギクは外来生物法によって特定外来生物に指定されています。この指定によって、生きた状態で移動すると、法律違反となります。種子であってもです。街路樹の植え込みなどに咲いているぶんには問題ないのですが、こうして河原に広まってしまうと、在来の生態系に大きな影響が及ぶ可能性があります。
特定外来生物といえば、こちらもです。
オオカワヂシャです。水際に広まりつつあり、在来種で近縁の絶滅危惧種、カワヂシャと交雑や生育環境が競合する可能性があるため、特定外来生物になっています。
こんな写真を撮っていたら、「ギャアッ」と鳴きながら青空をバックにアオサギが飛びました。
河原を出たところでは、畑でヒバリがさえずっていました。
春から初夏へと季節の移り変わりのまっただ中で、いろいろな生きものが活動しています。ウォッチャーとしては目が離せません!