今年も初夏のカイコの飼育が始まります。今日(6月5日)、蚕種(カイコの卵)が届きました。
ぼやけた写真のように見えますが、ハトロン紙に包まれているためです。すでに少数が孵化していますが、おそらく、明後日にかけて全数が孵化するものと思われます。それまでは、紙に包んだままにしておき、出そろったところで給桑を開始します。
市内の小学校での出張授業も今日から始まりました。1校目は作の口小学校です。
これからカイコを育てる期待と不安が入り交じる中、カイコを育てるのは農業であるということをみっちりとお話ししてきました。
博物館では、カイコの成長が安定する来週あたりから、飼育展示を開始する予定です。
これからしばらく、天気予報とにらめっこしながらクワの調達にいそしむ毎日になります。