先週6月2日と本日9日の2回にわたり実施した植物学教室「花の観察と植物画」が無事に終了しました。
午前10時から午後4時まで、みっちりと濃密な時間を過ごされたみなさん。
こちらが「筆を置いて休みましょう!」とお声かけしないといけないくらい、集中されていました。
でも、休憩時には講師の豊田路子さんやほかの受講生のみなさんが、なごやかに植物談議に花を咲かせました。
きめ細かな指導もあり、みなさんしっかりと植物画を描かれました。
客観的に見て、それが何の植物であるかはっきりわかることが植物画の一つの条件のようなものですが、全員の作品がその条件をクリアしていました。
時間の関係で、どうしても「完成」とはいきませんが、簡易のマット(枠紙)を置くことで、作品として成立します。
植物画のはじめの一歩を体験する二日間でした。帰り際のみなさんの笑顔が、充実した時間だったことを感じさせてくれました。