吉野宿ふじや企画展「吾が心の山ー山岳写真家 三宅 修の踏み跡ー」最終日イベントも大盛況!

緑区吉野にある博物館の所管施設「吉野宿ふじや」で開催されていた企画展「吾が心の山ー山岳写真家 三宅 修の踏み跡ー」が6月10日に終了しました。

企画展「吾が心の山-山岳写真家 三宅 修の踏み跡-」

三宅修氏は86歳になりますが、今なお山岳写真家として活躍されています。
6月10日の最終日には、緑区藤野地区在住の山岳写真家である三宅修氏ご本人による展示解説・ギャラリートークが行われ、50人ものお客様で会場内は満員状態でした。

今回の展示解説・ギャラリートークでは、三宅修氏が山岳写真家になるまでのエピソードなどを交えながら、今回展示した40点の数々の山々や藤野の里山の風景などについてお話いただきました。特に、三宅氏が中学生だった昭和20年8月の終戦直前に目の当たりにした高尾山付近の湯ノ花トンネルでの米軍機による機銃掃射の惨劇のお話は、非常に印象的でした。

今回のイベントの質疑応答にも参加者からも熱心な質問があり、最後には三宅氏のお孫さんから花束が贈られイベントは無事終了しました。

また、今回の展示の開催期間中、三宅氏はほぼ毎日のように吉野宿ふじやに来ていただき、自ら見学者に丁寧に対応してくださいました。「来ていただけるだけでありがたいので・・・」と、山岳写真家として著名な方にもかかわらず、とても謙虚におっしゃっていました。

今回の企画展には、三宅氏のお知り合いの方など遠方からも多く来場があり、合計880人もの方が訪れました。 三宅氏、そして企画・運営した地元のNPO法人「ふじの里山くらぶ」のみなさん 誠にありがとうございました。

次回の吉野宿ふじや企画展は、7月14日から「藤野の昔の産業」展&博物館との連携「宇宙」展を開催予定です。
ぜひ、またご来場下さい。

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