6月13日、博物館で動物標本の作製などを行っているボランティアグループの動物標本クラブのみなさんと、茨城県南部の鹿島灘の浜辺へ標本採集に出かけました。
見慣れた相模湾や東京湾の浜辺とはスケールが異なり、広大な砂浜は外洋に面していることが実感できます。
ストランディング(イルカなどが陸地に打ち上げられ、身動きがとれなくなること)して息絶えてしまったのか、スナメリの遺体があり、みんなで観察しました。
これも、相模原では決して見ることのできない風景です。白波をバックに、シロチドリとトウネンのランデブーです。
胸ビレを広げると驚くようなエメラルドグリーンが広がる、ホウボウも打ち上げられていました。
ふだん、見ることのできないさまざまな漂着物を観察しました。
動物標本クラブでは、こうした漂着物などからも標本を作製して、博物館の教材や資料にする活動を行っています。