今朝の通勤路では、ジョロウグモがいつもとちょっと違った姿を見せていました。
雨が降ると網を半分壊す行動が見られる、と言われていますが、それよりも多く見られたのがこれ。
第1脚と第2脚が網から離れて、だらんとぶら下がったような姿勢になっています。
「垂直になる事で雨粒が当たる面積を最小化している」という説明もありますが、雨がいつも垂直に降ってくるとは限らないので、本当かな?という気もします。
写真には撮りませんでしたが、ぶらぶらしている第1脚に触っても何の反応もありませんでした。死んでいるわけではないのに、不思議です。
そしてこちら。
羽化したばかりのアブラゼミです。
普通は夜に羽化するのですが、薄暗いので勘違いしたのでしょうか。
羽化しているときは、体は動かせないし、外骨格は固まっていないしで、セミにとってはものすごく危険な瞬間ですが、他の昆虫や鳥もあまり活動していないので無事だったようです。
この写真を撮った時点ではすっかり羽も伸び切っていますが、まだ色が、羽化した時の青白いままです。
約3時間後、抜け殻と並んでじっとしていました。もう誰が見てもほとんどアブラゼミの色ですね。