このところ、猛暑と台風が交替でやってきているので、お天気が荒れるのが日常茶飯事のようになっています。
でも、身の危険につながる天候の変化には敏感でありたいと思います。
先日(8月3日)の夕方、相模原市内でこんな雲が現れました。
乳房雲です。下降気流によってさまざまな高度に現れる雲ですが、比較的高い空にできている場合は、少し警戒が必要です。
なぜなら、急激に発達する積乱雲が、雲のできる限界の高度まで立ち上る「かなとこ雲」になると、その軒になった部分に乳房雲ができることが多いからです。
この日も、乳房雲の向こうが煙るように雲が伸びていて、しばらくすると稲妻が光りました。
幸い、相模原市の上空まで積乱雲が達することはなかったのですが、近隣の地域では落雷もあったようです。
積乱雲は、落雷や竜巻などさまざまな災害を引き起こす危険な雲です。この時期は特に発生しやすくなるので、外にいる時は空や風の変化に気をつけていたいですね。