こんにちは!博物館学芸員実習の歴史分野の実習生です!
9月1日は「中世さがみはら探訪~ブラリウノモリ~」を開催し、私たち実習生も案内解説を行いました。
午前9時に古淵駅に集合し、総勢40名で古淵駅から町田駅まで主に鎌倉道を辿りながら寺社を巡りました。
最初の見学場所は、古淵の鹿嶋(かしま)神社です。淵辺義博の子義喬(よしたか)が創建したと伝えられている神社です。
次は大日堂(だいにちどう)を見学しました。南北朝期に起こった井出の沢(いでのさわ)の戦いの戦死者を供養するために建立されたことや、和讃の説明などをしました。
この後は、鎌倉道を辿りながら幸延寺に向かいました。
幸延寺(こうえんじ)は、天文2年(1553)創建と伝えられる日蓮宗の寺院です。こちらでは、戦国期に埋納され、昭和初期頃に付近の畑から発掘されたと伝えられる古銭(中国などからの渡来銭)を特別に見学させていただきました。
最後に見学した場所は、青柳寺(せいりゅうじ)です。日蓮宗の寺院で、開山は律正院日題(にちだい)。足利義昭に仕えていた渋谷義重(しぶやよししげ)が夢に見た場所と同じ地にこの寺を建立したことなどを説明しました。
天気にも恵まれ、探訪は無事に終了しました。
午後は今回の探訪を踏まえた実習生展示の計画を立てました。
9月23日(日)午後1時から展示解説も行うので、ぜひ足を運んでください!