朝、博物館の前庭に、大きくて派手な虫がいました。
キマダラカメムシです。
7月3日にもこのブログで、幼虫を紹介しましたが外来種で、ここ近年分布を広げている昆虫です。
最初に見つかったのは1775年、長崎の出島だそうですから、なんとも由緒正しい外来種という感じがしますが、本州のものは別の侵入経路で来たものと言われています。
相模原市内で確認されたのは、2011年、ある高校の桜の木。その後の調査で市内各地にいて、既に繁殖している事がわかっています。
繁殖しているかどうかは、幼虫がいるかどうかでわかります。
今回も、いました。
今のところ、この虫による害は報告されていないようですが、姿を覚えておくと良いと思います。「なんか見慣れない虫がいる!」と思った次の瞬間に思い出せれば、不安を抱かずに済みますし、ちょっとしたトリビアとして使えるかもしれません。