9月26日、秋雨の中でしたが、緑区の仙洞寺山へ植物調査に出かけました。
ちょうどシモバシラやジャコウソウが咲いていて、暗い林内で灯火のように輝いていました。
灯火のように、と言えば、今年はキノコの当たり年のようです。このところの雨と、急に下がった気温のせいでしょうか。量も種類もたくさん出ていました。
名前がよくわからないものばかりでしたが、いくつか写真をアップします。まずは、シロキクラゲのなかまです。
こちらのランプシェードのようなキノコはハナオチバタケでしょうか。
暗い林床(りんしょう)でハッとするような色合いに輝いて見えたのは、タマゴタケです。
おちょこのようなかわいらしい姿と色合いながら、有毒のウスタケのなかまです。
巨大なキノコもありました。こちらはさっぱりなんの仲間かもわからないのですが、ペットボトルが小さく見えます。
さて、こんなふうに地面に生えるキノコを撮影していると気になるのはヤマビルです。雨模様ということもあり、たくさんいました。
ただし、今日は試験的に使用してみた忌避剤(製品としてもまだ試験中とのことで写真はありません)が抜群の効果で、長靴の中に入られることはありませんでした。
植物よりもキノコをたくさん見た気もしますが、雨も午前中はそれほど強くなく、無事に調査を終えることができました。