秋の林道の植物

前回、秋の林道に咲くキク科の植物をご紹介しました。
同じ日に見ることができた、キク科以外の植物をご紹介します。
まずは、秋の林道のリンドウ・・・

リンドウのつぼみ

つまらないダジャレで始めてしまいましたが、曇り空だったので花が開いていません。でも、つぼみならではの妖しい色合いが際立っています。
続いて、黒紫色に実るアオツヅラフジの果実です。

アオツヅラフジの果実

この果実の一番の見どころは、中身の種子の形です。なんと、アンモナイト!

アンモナイトの化石のようなアオツヅラフジの種子

なわけがありませんが、そっくりですね。
こちらはリュウキュウマメガキです。庭先のカキも今年はあちこちで当たり年と言われていますが、野生のマメガキもいつもよりだいぶ実りが良いようすです。

リュウキュウマメガキの果実

一つ半分に割ってみると、大きな種子が入っていました。直径3センチほどで小さいけれど、まさしくカキですね。

果実を割ったところ

こちらはヤマハッカ。濃い青紫の花が印象的です。

ヤマハッカの花

そして、カエデの仲間のチドリノキは、大きな翼(よく:プロペラの役割をする果実の付属物)が目立つ果実がぶら下がっていました。

チドリノキの果実

秋の林道、おもしろいです!

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