それは1本の電話から始まりました・・。
「博物館でイノシシは展示されていますか?」
「すいません、収蔵庫にはありますが、展示には出していないですね。」
「そうですか、年賀状の絵柄の参考にしようと思っていたんですが・・残念ですね。」
電話を切ってから、ハッと気付いて反省と後悔にさいなまれました。どうして気付かなかったのか!!
ということで、電話を下さった方にはとても申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいなのですが、1階エントランスの正面で、干支ミニ展示スタートです。来年の干支は「己亥(つちのとい)」、ということで当館所蔵のニホンイノシシのはく製が登場しています。
背景がハマリ過ぎています!
こんなアングルでも撮影することができます。はく製に触ることはできませんが、撮影はOKです。
資料写真などにはあまりないのですが、おしりがどうなっているのかな?という疑問もこれで解決です!
ちなみにこのイノシシは、2007年に南区の当麻で交通事故にあってしまった個体をはく製にしたものです。
年賀状のご参考に、または写真のモチーフそのものとしてもいかがでしょうか!
年明けの1月14日まで展示の予定です。