寒さに耐えるジョロウグモ

今年は暖冬と言われているようですが、昨日(12月11日)には急に冷え込んで、すっかり冬らしい寒さとなりました。
博物館周辺のジョロウグモもすっかり数が減りましたが、今朝はこんな様子が見られました。

昨晩からの雨に打たれて、全身ずぶ濡れ…というか水滴にまみれています。
死んだように動きませんが、網に腹部先端をつけているという事は、まだ命綱になる糸をしっかり付着しているという事。つまり、生きています。死んだクモは、地面におちるか、中途半端にぶら下がった形になってしまいます。
決して冬を越して春に活動する、という事ではないのですが、ある程度寒さに耐える事ができるようで、県内でも2月まで観察された例があります。
もしお近くでまだ頑張っているジョロウグモを見つけたら、いつ頃までいるのか観察してみても良いかもしれません。

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