新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
相模原市立博物館は本日、1月4日から通常開館しております。
新年最初の写真は、1月3日に県立相模原公園で撮影した、ウメの花の蜜を吸うメジロです。
そして、博物館のお隣の樹林地に仕掛けてあるセンサーカメラ(赤外線探知式自動撮影カメラ)のデータを回収したところ、こんなお年玉映像が写っていました。
フクロウです!フクロウが写るのは初めてではないのですが、この映像では、なんと足で獲物を捕らえています。写真では見づらいと思いますが、元は動画なのでハッキリわかります。獲物は鳥です。
ただ、その獲物ですが、大きさや真夜中(午前3時ころ)ということを考えると、なかなか見ることのできない夜行性の鳥(まだ解析中で確定できていません)ではないかと思えてなりません・・。しかし、フクロウにとってはこちらの好みや都合は関係ないので、しかたのないことですね。
気を取り直してカメラのセッティングをしていると、いつの間にかまわりをエナガに取り囲まれていました。
写真が逆さまなわけではありません。エナガはよく、こうして逆さにぶら下がって食べものを探します。
いつ見ても、かわいい鳥です。
博物館へ戻ろうとしたら、こんどはカラスがヘンな声で鳴いています。上空を見ると、ノスリというタカを追いかけていました。
カラスは、自分にとって危険な生きものが近づくと、先に攻撃を仕掛けるのです。
それでも上昇気流に乗り、ノスリはあっという間にカラスが追いつけない高さにまで上がり、気持ちよさそうに青空へと吸い込まれていきました。
今年も幸先良く、生きものの姿をとらえることができました!