博物館は、1月15日から17日(木)まで設備メンテナンス等のための休館となります。ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
さて真冬らしい寒い日が続きますが、1月15日に、市内の相模川へ絶滅危惧種カワラノギクの結実状況を確認に行きました。
ぼんぼりのようなかわいらしい綿毛の果実がたくさん実っていました。
河原の強い風でもあまり長い距離を飛ぶことはありませんが(カワラノギクの果実の性質についてはコチラ)、うまく河原石の隙間に入り込み、春になってたくさん芽生えてほしいものです。
せっかくなので付近の河原を歩いていると、地面にたくさんの羽毛が不穏なようすで散らばっていました。
ドバトの羽毛です。そばの石についていた血痕や、羽根の散らばり方から、ついさっき、こんなことになったようです。おそらくオオタカが、捕らえたドバトの羽根をここでむしったのでしょう。オオタカはこうして地面でできるだけ羽根をむしりとってから、お気に入りの食事場所へと運ぶ性質があります。
その脇では、ウメの花が咲いていました。
寒風ふきすさぶ河原も、季節は着実に進んでいるようです。