今日は、現在改修工事中の「相模川ふれあい科学館」の展示用映像コンテンツを撮影するためのロケハンに同行しました。ロケハンとは、ロケーション・ハンティングの略で、撮影地選定のための下見のことです。
ふだん調査で通い慣れた場所なので、いくつか自分なりに「ここは相模川を見せるために重要な場所」というところを案内していきます。下の写真は、亀見橋(緑区青野原)。道志渓谷のV字谷を真っ正面から捉えられる場所です。
この時は、雨。まあ、撮影だとちょっと問題ありますが、ロケハンにはさほど支障ありません。ところが、だんだん空から落ちてくるものに白いのが混じりはじめ…。
雪が本降りになってきて、視界がきかなくなってきたのですが、これはかえって撮影チャンスかもということで、急遽映像も撮る映像制作会社のみなさん。
城山ダムから見る城山。なんだか神々しいです。稜線上に突き出た大杉が、山全体を従えているかのよう。
諏訪森下の大島中州は、田んぼが雪化粧。近くでヤマアカガエルの卵塊をチェックしたりして、この日のロケハンは終了です。
来年リニューアルオープン予定のふれあい科学館、相模川のすばらしい景観が展示室を飾るよう、博物館でもお手伝いしていきます。
(生物担当学芸員 秋山)