3月2日(土)、公益財団法人かながわトラストみどり財団主催の探鳥会「早春の相模川でバードウォッチング」のご案内をしました。緑が濃く見える快晴の中、JR相模線の下溝駅から相武台下駅の区間の相模川を歩きました。
三段の滝広場に下りて、すぐに現れてくれたのは、エナガです。
参加された約30名のみなさんの目がハートマークに変わりました。幸先良くスタート!
続けて、「今日、見られたらラッキーですね!」と最初に紹介していたミサゴが、あっけなく登場!
ミサゴはこの後も途中、2羽が同時に見られるなど、大サービスしてくれました。
水面が目の前に広がる場所では、カモの識別をみなさんとチャレンジ。ヨシガモとオカヨシガモの雌雄の識別に、みなさんちょっと頭を悩ませていました。
カンムリカイツブリもしっかりと観察。盛んに潜る姿にちょっと翻弄されましたが・・。
参加者の中には、スコープ(望遠鏡)にスマホやデジカメを押し当てて撮影する、いわゆる「スマスコ」や「デジスコ」に挑戦している方もいました。結構うまく撮れます!
自分でもこんな写真を撮ってみました。
これは、畑のキャベツをヒヨドリが食べているところです。美味しい内側ではなくて、どうして外側の葉ばかり食べているのだろう?みなさん、じっくり観察しながら疑問を話合っていました。ちなみに、その答えはよくわかりません・・。
ジョウビタキのオスも観察に絶好のステージとなる杭の上を行ったり来たり・・。自分の美しさを知っているようだ!とは参加者の声でした。
この日は猛禽類の出現に恵まれて、途中でオオタカやノスリが飛び、最後のしめくくりは、休耕田でツグミを襲うツミを間近で見られたことです。
狩りは失敗して飛んでいってしまいましたが、参加者のみなさんに強烈な印象を残したようです。
田んぼのレンゲが咲き始め、春を感じさせる穏やかな天候の中、楽しく探鳥会を締めくくることができました。