春までもう少し 仙洞寺山の植物調査

3月6日、緑区の仙洞寺山へ相模原植物調査会のみなさんと植物相調査に行きました。
調査地内の植物を、片っ端からリストアップしていく調査です。

昨年咲いたカシワバハグマの果実

もちろん、この季節だけでできるものではないのですが、この場所は暖かい時期にはヤマビルが多いため、今のうちに樹木を中心にリストの基礎部分を作っておこうと考えました。

植物の種類を検討中

イヌブナの凜とした冬芽はガッチリ固そうで、樹林内はまだまだ春は遠いかな、という色合いでしたが・・

イヌブナの冬芽

よく見ると、足下ではアオイスミレが咲いていました。

アオイスミレ

クロモジやニワトコなども崩芽しはじめていました。
ウグイスカグラも、もう少しで見ごろです。

花が開きかけのウグイスカグラ

お天気がちょっと不安定な中でしたが、シダ植物と種子植物を合わせて140種以上を記録できました。
調査はこのあとも、晩春から夏と続ける予定です。

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