博物館駐車場で見られる、早春の風物詩のひとつが、樹液酵母です。昨年も壮大な酵母のコロニーの写真を掲載しました。
ところが、酵母のコロニーが発生していた木は昨年、度重なるキアシドクガの大発生で樹勢が弱まり、倒伏の危険が高まったため、根元から伐採されました。
でも、切り株はまだ生きていました。樹液がしみ出して、切り株全体がびっしょりと濡れています。
ということは・・・
そうです!今年も樹液酵母のコロニーがスライム・フラックス(スライム状の塊)となって妖しいオレンジ色になっていました。
見た目は気持ちのよいものではないはずですが、見つけてちょっと嬉しくなりました。
早春と言えば、つくし(スギナの胞子茎)を頭を出しています。
来週にはしっかりとつくしの形が見えているでしょう。
春が加速を始めています!