毎年博物館周辺の樹林でたくさんの花を咲かせてくれるフデリンドウ、今年は花が少し遅めのようですが・・
この週末か、または明日あたり気温が上がると少し咲き出すか、というところまできました。開花を確認できたらまたお知らせします。
フデリンドウの花を探していたら、近くでこんな虫が飛んでいました。
ビロードツリアブです。
毛皮のコートにサングラス・・みたいなちょっと悪そうな雰囲気ですが、モフモフのとってもかわいらしい虫です。それにしても、長い口!
なぜこんなに長いのかというと、こちらは数年前の4月下旬の写真です。
ムラサキサギゴケの筒状の花は、一番深いところに蜜があります。こうした筒状の花の蜜を吸い取るための長い口でした。
そういえばフデリンドウもラッパ型で底が深い花なので、ビロードツリアブが得意な形ですね。枯れ葉の上で日向ぼっこしながら、フデリンドウの開花を待っているのかもしれません。