博物館の花(予告編)

博物館の中庭では、こんなつぼみがニョキニョキと立ち上がってきました。

エビネのつぼみ

エビネのつぼみです。野生ランとして有名な花ですが、市内では生育地が減っている上に盗掘に合いやすく、野外で見るのが難しい花の一つです。
ゴールデンウイークには美しい花を咲かせてくれるはずです。
さらに、市内の自生地からつるを取ってきて挿し穂をしたカザグルマも、つぼみをつけています。今年はちょっとつぼみが少なそうです。

カザグルマのつぼみ

こちらはゴールデンウイークの半ば頃に咲くでしょうか。
つぼみの写真ばかりでは寂しいので、フデリンドウの、二色が隣同士で咲いているようすを。

フデリンドウ

こちらは、ヒトリシズカです。博物館正面入口の脇に咲いているのですが、この花はいつも、気がつくとすでに花が終わろうとしています。地上に茎と葉を伸ばしてからあっという間に咲くようです。

ヒトリシズカ

そして、同じ場所にはシャガがたくさん咲いています。

シャガ

色とりどりの花に囲まれて、気持ちの良い博物館へぜひお越し下さい。

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