今年も地質学講座が始まりました。 今年のタイトルは「相模野台地の地形と地質」です。相模野台地をテーマに地質学講座を実施するのは久しぶりです。前回、約10年前は火山灰の地層を中心に解説しましたが、今回は細かい地形にも目を向けていきます。
初回と4回目は博物館での講義、2回目と3回目は野外に出かけて地形と地質を観察します。
5月11日の初日は、博物館で日程の説明や基本的な事項の解説を行いました。
次回、5月25日は野外での観察会です。良い天気になってほしいです。
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。