5月26日(日)、企画展記念講演会「ここだけの話、博物館のまわりには、実はこんな動物がいます!」を開催しました。
小さなお子様から大人まで、ほんとうに幅広い年代の方々50名以上にお越しいただきました。
残念ながら会場の様子を写真に撮る余裕が無かったのですが、センサーカメラの動画などをじっくり見ていただきながら解説を進めました。
また、センサーカメラ以外の写真もご紹介しましたが、これは昼間のタヌキをちゃんと撮影できた最初の1枚です。
こうした写真の思い入れの部分などもお話しできるのが、講演会のよいところです。
そして、企画展で一番お伝えしたかったことを改めてお話ししました。それは、「闇」は人間社会にとって無い方が安全かもしれないけれど、都市環境の中では闇が生物多様性を保っているという側面があることや、野生動物と人間が物理的な距離以上に、心理的な距離を保てる要素であるという点です。
生き生きとした野生生物の映像を見ながら、闇に生きる命について考えるきっかけになれば嬉しい限りです。
さて、展示室のキッズスペースではこの週末、くつろぎながら読書するみなさんの姿がありました。
ほかにも、パネル式のクイズもあります。
ちょっとマニアックな設問のようなので、ヒントを入れることを検討中です・・。
企画展は7月7日まで続きます。次の関連イベントは6月8日(土)18時から、ライトトラップ見学会です。
お楽しみに!