ツバメの巣の調査

6月6日、緑区澤井方面へツバメの巣の分布調査に行きました。これは、相模原市立環境情報センターの自然環境観察員制度の全体調査の一環で、市域全域(車道の通っていない区域を除く)を対象に実施しています。本当はもっと早い時期に行きたかったのですが、企画展の準備などで6月に入ってしまいました。行ってみるとやはり、一両日中に巣立ちそうなヒナがギュウギュウで巣内に・・

ギュウギュウに巣内で給餌を待つツバメのヒナ

藤野北小学校を訪ねると、ここは校舎の1階と2階に営巣中。こちらはまだふ化から1週間くらいでした。親鳥は給餌(きゅうじ)と同時に、ヒナが排泄するフンを巣外へ捨てます。ヒナがおしりを上に向けたところを逃さずに・・

親鳥がヒナのおしりから出たフンをくわえています

サッとくわえて巣外へ持ち出したところです。

そのままくわえて飛び去る親

こうして巣内の衛生環境を保ちます。
ところで、今日の藤野北小周辺では、あるチョウが大量に飛んでいました。尋常ではない数だったので校長先生に尋ねると、今朝から!とのことでした。

テングチョウ

時折大発生するテングチョウですが、ここまでたくさん飛んでいるところは初めて見ました。
場所によってはキアシドクガもたくさん飛んでいて、昆虫大発生の初夏の様相でした。

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