このところ、博物館の駐車場付近が鳥の声でちょっと騒がしいことがあります。それは、ムクドリが家族で来てお食事をしているからです。
前庭や駐車場で大騒ぎしてつかまえているのは、マイマイガの幼虫です。親鳥が巣立ったヒナを連れてくるので、結構な数になります。
マイマイガはいろいろな植物の葉を食べる種類で、今年は大発生というほどではないものの、よく目立ちます。先日のライトトラップ見学会や、生きものミニサロンの時にも登場して注目を集めました。
ムクドリの嘴(くちばし)には、マイマイガのトレードマークである頭部の「ハの字」模様がしっかりと見えています。
今年はいろいろなムシの発生量が多いので、鳥たちの子育ても少し楽なのかな?と考えたりしています。