7月27日、生きものミニサロン「セミの抜け殻、見つかるかな?」を実施しました。
今年はセミの発生がとても遅く、博物館の周りではやっとニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシが鳴き始めました。ニイニイゼミの声のする中、参加者全員で探しました。
しかし、まだ出始めのこの時期は抜け殻がなかなか見つからず・・。結局、下見の時に見つけたニイニイゼミの抜け殻一つだけでした。
それをじっくりと観察して、あとは、先日このブログでも紹介したアオバハゴロモの観察に方向転換。
白いモジャモジャの幼虫と、そばにいた成虫をじっくり見ました。茎に止まっている成虫は、手を近づけると横歩きで反対側へ移動します。そんなちょっとした行動も自分でやってみると楽しい!
さらに、クズの葉にとまるマメコガネも観察。赤茶色と緑の光沢が美しい甲虫です。
この虫は手を近づけると、後ろ足をピンッと伸ばします。これもやってみるとおもしろい!
こんなふうに今回もゆるく楽しく、生きもの探しをしました。
次回は8月24日(土)で、博物館実習の大学生と一緒に実施するため、12時からと14時50分からの2回行います。お申し込み不要なので、お気軽にご参加ください。