8月1日(木)よりミニ展示「戦国大名 北条早雲と相模原」を開催中です。
戦国大名として名高い北条早雲と相模原に関係なんてあるの?と思われる方も多いかもしれませんが、実は北条早雲直筆の史料が市内南区当麻の無量光寺に残されています。その北条早雲は今年でちょうど没後500年となることにちなみ、今回ミニ展示を開催しました。
今回展示しているのは、永正9年(1512)に北条早雲が当麻での自軍の乱暴狼藉の禁止を保障した制札(複製)です。この史料から当麻がこの時に北条氏の勢力下になったことがわかります。つまり、戦国時代の相模原の様子をうかがえる貴重な史料です。
その他、今回の展示ではこの制札が出された頃の相模原周辺の様子に関するパネルや、永正15年(1518)に当麻に出されたもう一つの北条早雲の制札を写真パネルで紹介しています。
今回のミニ展示は9月1日(日)まで開催しています。また、8月3日(土)と8月31日(土)の午後1時からは、担当学芸員による展示解説を行います。
暑い日が続いておりますので、涼しい博物館にぜひご来館いただき、ついでに戦国時代の相模原について少し触れてみてはいかがでしょう。