尾崎咢堂記念館にて資料公開「戦後の日記帳」を開催中!

8/31(土)より博物館所管施設の尾崎咢堂記念館ロビーにて、尾崎咢堂関係資料紹介「戦後の日記帳」を開催しています。

8/30に行った準備風景

今回展示している主な資料は、昭和20年、21年、22年、24から25年の日記帳で、咢堂の四男行輝の孫尾崎行和氏が保管していた貴重な資料です。

日記帳4冊・・・昭和21年以後は新日本」とある

日記帳で注目すべきは、表紙に「新日本●年」と記され、咢堂が終戦を機に新たな日本になることを強く意識していたことが窺えます。

「新日本●年」との記載

各日記帳では、昭和20年8月15日の終戦の記述や昭和25年の米国行きの経過などの部分を紹介しています。

昭和20年8月15日の記述(右上)・・・御前会議にて降伏・・・とある

また、昭和21年には「民主主義放送吹込み」と、レコードへのに吹込みと思われる記載があり、同年吹込の記録がある当館所蔵の咢堂演説レコードも展示しました。このレコードは尾崎咢堂記念館でCDで聞くことができます。

また英語に堪能な尾崎咢堂なので、月はすべて英語で表記されている点なども注目してみてください。

今回の資料紹介は10/6(日)までです。
ぜひ尾崎咢堂記念館にご来館いただき、日記をとおして尾崎咢堂への関心を深めていただければ幸いです。

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