9/22は歴史分野の博物館実習の最終日で、実習生が自ら企画、資料選定、設営を行った展示「当麻山をとり巻く寺社の歴史」の展示解説を2回実施しました。
そして、この日は歴史分野の学芸員講話を兼ねた 北条早雲没後500年記念講演会「市内に残る北条早雲制札~無量光寺文書を中心に~」も開催され、歴史関係のイベント三昧でした。
実習生の展示解説は、一般のお客様、しかも歴史に関心のある年配の方が多く、最初はかなり緊張しているようでしたが、解説の準備を午前中に行っていたため、無事に終えることができました。
また、2回目の解説には、歴史講演会に参加していたお客様が非常に多く聞きに来てくださり、実習生展示の前に20人以上の方が集まりました。
お客様は実習生の(多少心許ない)展示解説を温かい心で聞いてくださりました。お客様を前にしたこの展示解説は、実習生には良い経験になったと思います。
次に、北条早雲没後500年記念連続講演会ですが、この事業は市内に北条早雲が出した制札という史料が残されていることに関連し、企画したものです。
会場には、137人ものお客様が来場され、当麻山無量光寺に残る北条早雲の制札を中心に、制札が出された戦国時代初めの相模原及び周辺の歴史を担当学芸員より紹介いたしました。
この連続講演会は第2回が10/6(日)に駿河時代の北条早雲について、第3回が11/10(日)に小田原時代の北条早雲についての講演を外部講師を招いて開催しますので、参加希望者は市コールセンター(042-770-7777)まで申込みください。