この1週間ほど、博物館の室内でよくこの昆虫を見かけます。
キマダラカメムシです。もともと相模原市内にはいない昆虫でしたが、西から徐々に分布をひろげてきた外来種です。数年前から博物館周辺でも見かけるようになり、昨年あたりからかなり目立ってきました。市民からの問い合わせもぽつりぽつり・・特にちょっと見慣れない亜成虫は、図鑑で調べても簡単には判明しません。
今日(10月16日)は、2階窓際のブラインドにつかまっていました。カメムシの仲間が室内に入ってくるのは、越冬のためなのでしょう。でも、ほかのカメムシはもっと秋が深まってから入ってきます。
もともと南方系の昆虫なので、やはり寒がりなのでしょうか。