10月26日、毎月恒例の行きものミニサロンを実施しました。今回のテーマは、「旅するタネのヒミツ」。さまざまな工夫で親株から離れた場所へ運ばれるタネ(果実)のしくみを観察しました。まずはこちら。
博物館お隣の樹林地で、ケチヂミザサを観察。ケチヂミザサは、ねばねばした液で動物などにひっつく、「ひっつきむし」のひとつです。果実の採集には、特製の「ひっつきむし採集器」を使いました!
そして、トウカエデの下へ。このところの台風で枝がしなり、ちょうど手の届くところに果実が実っていました。
これは、果実がプロペラの構造になっているので、クルクル回転しながら風に乗って落ちます。
そのようすを再現する簡単な工作もしました。
ニワウルシの果実の回転も複雑なのでそれを真似たモデルもつくりました。
ほかにも、風に乗るガガイモの美しい果実や、トゲトゲしいオオオナモミの果実なども観察しました。
このところの悪天候から一転、今日は清々しい秋晴れの中、楽しくミニサロンを行うことができました。来月は11月23日の実施です。申込み不要ですのでぜひお気軽にご参加ください!