市内で冬鳥の調査をした12月23日、調査中にオシドリが飛び立つところを撮影しました。
拡大してみて、改めてオスの色の艶(あで)やかさに感嘆してしまいます。
いくつの色が重なり合っているのか、数えることすら無駄に思えるほど、複雑な色合いをしています。
一方、地味と言われるメスですが、それはオスと比べてのこと。「地味」で片付けてしまうのはもったいない、美しさがあります。
かわいらしい眼の縁取りや翼下面の渋いコントラスト、脇の鱗模様など見どころ十分です。
ところで冬はペア形成の季節。オスの美しい羽根はメスへアピールするための勝負服と言えるものなのです。