メスとオス

市内緑区の相模川で調査をしていると、回りを偵察するかのように飛び回る鳥がいます。
ジョウビタキのメスでした。

ジョウビタキ(メス)

平地の代表的な冬鳥ですが、近年、中部地方などで繁殖分布を広げている注目の種です。オスはこんな風にとても美しい色合いです。

ジョウビタキ(オス)

でも、メスも目がくりくりしていてとてもカワイイですね。
別の場所へ移動すると、近い仲間のルリビタキのメスにも出会いました。

ルリビタキ(メス)

こちらも、とってもキュート。オスはこんな風に瑠璃色と山吹色が鮮やかで美しく、オオルリ、コルリと並び“瑠璃御三家”と称される人気の鳥です。

ルリビタキ(オス)

でも、やっぱりメスのかわいらしさも格別です。
そういえばジョウビタキのメスを見ているそのすぐそばで、キツツキの仲間のコゲラがコツコツと木を叩いていました。

コゲラ(うしろ姿)

コゲラはほぼ雌雄同色です。なぜ“ほぼ”なのかというと、普段は隠れて見えないところに、オスだけについている羽があります。上の写真では頭を少しさげているので見えています。拡大して見ると・・

後頭部の赤い羽がオスの目印

後頭部の両脇に真っ赤な羽根があります。これが、オスの目印です。
鳥のメスとオスにもいろいろありますね。

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