ジグモ空振り後トタテグモ

今朝、公園の中を通って出勤したら、サツキの植え込みの上に、何本かのクモの糸が流れていました。もしかして、ジグモが動き出したか、見えないけれど、どこかに住居があるのかと思い、クモの姿を探しましたが見つかりません。午後になり暖かくなりだしたのでもう一度行ってみましたが、やっぱり空振り。どうやら早とちりだったようです。
このまま帰るのもシャクので、3月3日のブログで紹介したキシノウエトタテを採集する事にしました。目星をつけていた場所に行くと、幼体の小さな住居が結構あります。しばらくねばって、少し大きめの幼体とメス成体を採集しました。
そのうち来館者の皆さんに「宝探し」を楽しんでもらおうと思います。
それにしても人通りを背にして植え込みにしゃがみ込んで地面をつついている姿はかなり不審だったろうなあ、と思います。(学芸班 木村)

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キシノウエトタテ♀ 、失礼して住居を切り開きました。キメの細かい糸で裏打ちされているのがわかります。

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