春のキノコと言えば

博物館お隣の樹林地では、コブシの花が満開です。

コブシの花

コブシが満開を過ぎ、サクラが咲き始める頃、あるキノコの仲間もシーズンを迎えます。

アミガサタケの仲間

アミガサタケの仲間です。樹林地内のある場所にまとまって発生していました。
欧州ではアミガサタケはモリーユなどと呼ばれて食材にもなるそうです(写真のキノコは近い仲間の別種と思われます)。それはともかく、この仲間の傘のヒダはハエをおびき寄せるようで、よく見るとたいていハエがとまっています。

傘にとまるハエ

やや近い仲間のスッポンタケのような強烈な臭いはしないのですが、なんとなく臭いが漂っていました。
キノコというとなぜか秋のイメージが強いのですが(おそらくマツタケの季節感に引きずられていますね)、真冬以外はいつでも何かしら発生しています。キノコのシーズンも本番を迎えつつあるようです。

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