今朝ちょこまかと忙しそうに網を張っていたのは、シロカネグモの仲間。
体長3mmほどの、まだ幼体です。シロカネ(白銀)という名前の通り、腹部が銀色をしています。
これのどこが怪しいのかというと、もしかしたらまだ市内で記録されていない「チュウガタシロカネグモ」かもしれないという事。
まだ幼体なので、はっきりと種を区別するのは難しいのですが、よく模様を見ると…
腹部の肩の部分に黒い斑紋があります。これはチュウガタシロカネグモの特徴です。他の斑紋もなんとなくそれっぽい感じです。特に珍しい種ではありませんが、いわゆる「南方系」といわれる種で、比較的暖かい地方や海に近い地域などで見られます。もしかしたら、相模原にも分布を広げつつあるのかもしれません。
ただ、成体になったら見慣れたクモでした、ということも十分にあり得るので早とちりは禁物です。しばらく注意して見守りたいと思います。