明日、9日は恒例、博物館のまわりのミニ観察会を行います。博物館周辺を約30分という短い時間ですが、季節ごとの身近な自然を観察します。
明日は、博物館隣の樹林でタンポポが咲き始めたので、観察してみようと思います。
このタンポポ、在来のカントウタンポポでしょうか、それとも、在来種によく似た、外来種との雑種なのでしょうか。
総苞を見るのが一般的なタンポポの見分け方ですが、咲き始めは在来種も雑種も同じような雰囲気なのでよくわかりません。どんなふうに見分けるのか、観察会の中で試してみたいと思います。
オオイヌノフグリも咲いています。キランソウはまだ咲いていませんでした。フデリンドウはまだ1か月近く先になるでしょうか。
観察会は9日11時からです。博物館正面入り口付近にお集まりください。
(生物担当学芸員 秋山)