ゴールデンウィークが過ぎた頃、道端でこんな植物がいつの間にか大きく育っていて、気がつくと花がムズムズ・・、眼がグシュグシュ・・ということがありませんか?
カモガヤという牧草由来の雑草です。これで立派に花が咲いていて、雄しべの葯(やく)がプラプラしていて、風に花粉を飛ばしています。
さらにこちらは、ネズミムギです。5月に入ると道端や駐車場脇などあちこちで咲き始めます。
これも黄色い葯が見えている時は開花状態です。指でトントンやると煙のように花粉が飛びます。花粉症の人は気軽にやらない方がよいでしょう。
スギやヒノキの花粉の季節が過ぎて、爽やかな季節なのになぜかアレルギー症状が出る人は、これらのイネ科植物の花粉症である可能性があります。イネ科の植物はあまり目立ちませんが、ほかにも道端にたくさん生えています。一番身近なアレルゲンかもしれません。