このブログで2月29日に紹介したクサグモ。約三ヶ月の間にぐんぐん成長して、体長1cmを超えそうな大きさになっています。
クサグモはシート状の網に管上の住居を組み合わせたものを作り、住居の入り口で獲物が落ちてくるのを待っています。植え込みなどにごく普通にいるクモなのですが、ちょっとでも危険を感じると住居内に逃げ込んでしまうので、その姿を見かける事は少ないかも知れません。
天気の良い朝は、なんとなく住居外に出ている事が多いようです。歩きまわって網の補修をしている事もあるので、観察の狙い目です。
幼体の頃は赤い頭部に黒っぽい腹部という単純な色をしていますが、体が大きくなると同時に、斑紋がはっきり出てきました。ぜひ前回の記事と比較してみてください。
2020年2月29日のブログ:クサグモ現る(2020)