H24民俗講座最終日

今日は平成24年度民俗講座の最終日。毎月1回のペースで、平成22年~23年度にかけて「市史民俗編を読む」(入門編)(展開編)としてスタートしたもので、平成24年度は「民俗学を知る・親しむ」というテーマでした。
講座のスタイルは至ってシンプル。当館の民俗担当学芸員が、配布した資料等を元に講義形式で進めます。これで2時間。時には映像を見ていただくこともあります。
これだけ読むと、堅苦しそうなイメージですが、この講座、実は隠れた人気メニューのような存在で、始めた頃は数十人程度の参加者を見込んでいたのに、今では130人近い大人数。
様子を見に行くと、会場は大変な熱気に包まれています。
人気の秘密はなんでしょう?もちろん、学芸員の話術という側面もありますが、何より「学びたい」「知りたい」という参加者の皆さんの気持ちではないかと思います。
この講座の場合、その気持ちと博物館が提供するものがマッチした好例なのではないか、と思っています。当館のような博物館は地域の資料や情報を地道に集め続ける事が、重要な仕事のひとつですが、そうやって蓄積したものを皆さんに届け続けることができれば良いな、と思います。(学芸班 木村)


見よこの熱気!といいたいところですが、写真で伝わりますかどうか…

※平成25年度の民俗講座「スライドで見る相模原の民俗」は既に申し込みを締め切りました。

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