アナグマ親子

博物館お隣の樹林地に仕掛けているセンサーカメラには、タヌキの次くらいにアナグマがよく写ります。
これまで1頭だけ写っていることが多かったのが、7月中旬になってから、2頭写るようになりました。

アナグマの親子

親子です!体の大きさがだいぶ違うので、今春に産まれた子どもでしょう。アナグマは妊娠したまま巣穴の中で冬ごもりし、春頃出産、夏になると子どもを外へ連れ出すことが知られています。大人の方は母親です。なぜわかるかというと、乳房が発達しているからです。まだ授乳も続いているのかもしれませんね。

母親のアナグマ 乳房と乳頭が発達しているのがわかります

このところ、タヌキも複数でよく写ります。この画像では光る目が3組写っていますが,直前にもう1頭が手前に通過していったので、4頭です。

タヌキ 目が3組(3頭)光っています

タヌキの方は大きさが同じくらいなので親子かどうかはわかりませんが、いずれにしても血縁関係にある群と思われます。
梅雨空が続きますが、夜の森はにぎやかです。

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